JRC委員会 えひめいとすぎ物語
2022年10月8日 14時47分JRC委員会の日に、赤十字賛助奉仕団の鎌田サチ子委員長、濱本昇副委員長、そしてえひめいとすぎ物語の著者である平松清一先生が来校され、潮見小学校の宝であるイトスギのお話をしてくださいました。
潮見小学校のイトスギは、イタリアのソルフェリーノの丘から運ばれたものが南校舎を超えるほど立派に成長したものです。ソルフェリーノの丘とは、赤十字創始者のアンリ・デュナンが赤十字を立ち上げるきっかけとなったイタリア・フランス連合軍とオールトリア軍の戦争が起こってしまった場所です。そこでデュナンは敵・味方の区別なく、「人類みな兄弟」という思想のものたくさんの人の治療にあたりました。
100粒の種をまいても2~3本しか芽がでないこと、潮見小学校のイトスギの種から育った苗を平松先生たちが自宅で大切に育て、愛媛県の138校ほどの学校に植樹したこと、愛媛県だけではなく、香川、徳島、高知、岡山、広島、鳥取など他の県にも苗を送り、そのイトスギが育っていることを学びました。
平松先生から「潮見小学校のイトスギは、私が知る限りでは日本一だよ!」と言っていただきました。イトスギに込められた平和への想いをわたしたちの宝として引き継いでいきたいです。
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